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翻訳料金の​相場ガイド|​分野別の​単価の​目安と​費用を​抑える​コツ【2026年版】

アルス・トランスレーションズ編集部 公開 2026.06.05 更新 2026.06.05 約14分で読めます

翻訳を依頼するとき、まず気になるのが料金ではないでしょうか。
とはいえ、翻訳の料金は分野によって大きく変わり、相場が分かりにくいのが実際のところです。

この記事では、翻訳料金の決まり方と分野別の相場を横断的に整理します。
芸術・ビジネスから技術・法律・医療まで、分野ごとの単価の目安と、見積もりの読み方、費用を抑えるコツまでまとめました。

先に結論

  • 翻訳料金は原文の量 × 単価が基本。単価には文字単価・ワード単価・分単価の3つの方式があります。
  • 単価は分野で大きく変わります。日→英の文字単価は、一般文書で8〜16円、医療・特許などの専門分野で20〜40円ほどが目安です。
  • アルス・トランスレーションズは芸術・エンターテインメント分野に特化。基本10円/文字から(最低料金9,000円・税抜)。
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翻訳料金は​どう​決まる?​3つの​計算方​式

翻訳の料金は、基本的に原文の量 × 単価で決まります。
原稿の分量が多いほど、料金も上がります。

もっとも、その単価の数え方は、原文が何かによって変わります。
大きく分けると、次の3つです。

  1. 文字単価

    日本語の原文を訳すときに使います。
    原文の文字数に単価をかけて計算します。
    小説・ビジネス文書・技術資料など、大半の翻訳がこの方式です。

  2. ワード単価

    英語など外国語の原文を訳すときに使います。
    原文の単語(ワード)数に単価をかけて計算します。
    たとえば英語の文書を日本語にするなら、語数で総額が決まります。

  3. 分単価

    字幕や吹替など、映像にひもづく翻訳で使います。
    訳文の量が映像の尺で決まるため、上映時間1分あたりで計算します。

ここがポイント!

どの方式になるかは、原文が日本語か外国語か、そして映像をともなうかで決まります。
まず手元の原稿がどの方式で計算されるのかを知っておくと、見積もりの比較がしやすくなります。

【分野別】文字単価の​相場一覧

翻訳料金は、分野によって大きく変わります。
専門知識や正確さが求められる分野ほど、対応できる翻訳者が限られ、単価も高くなるためです。

日本語から英語への文字単価と、英語から日本語へのワード単価を、分野別にまとめると次のようになります。

分野別・翻訳料金の相場の目安(日本語と英語の組み合わせ)
分野日→英(文字単価)英→日(ワード単価)
一般・ビジネス文書(社内文書・案内・メール 等)8〜16円10〜26円
芸術・エンタメ(小説・歌詞・ゲーム・マンガ・脚本 等)8〜30円12〜35円
IT・工業技術・マニュアル15〜25円22〜32円
学術・論文15〜30円22〜35円
金融・財務・経営18〜28円25〜35円
法律・契約書18〜30円25〜35円
医療・医薬20〜35円28〜40円
特許明細書20〜40円22〜32円

※一般的な目安です。日本翻訳連盟(JTF)翻訳料金の目安などを参考に、市場の幅を加えています。実際の単価は難易度・納期によって変わります。

表からわかるのは、医療・法律・特許のような専門分野ほど単価が高いことです。
専門用語の知識と正確さが欠かせず、対応できる翻訳者が限られるためです。
一方、一般・ビジネス文書は比較的抑えやすい部類に入ります。

芸術・エンタメは、作品の作り込み度によって幅が大きいのが特徴です。
小説やマンガのように文章量が中心のものは8〜20円ほど、戯曲や歌唱用訳詞のように声やメロディに合わせて訳すものは30円近くまで上がります。

字幕・​吹替の​相場

字幕や吹替のように映像にひもづく翻訳は、文字数ではなく上映時間1分あたりで計算します。
分野別の文字単価とは別に、次が目安です。

映像系翻訳の相場の目安(1分あたり・日→英)
翻訳の種類1分あたりの目安
字幕(上演用字幕を含む)2,000〜4,500円/分
吹替3,500〜7,500円/分

※上映時間に対する目安です。外国語→日本語はやや高くなる傾向があります。

吹替は、リップシンク(口の動きに合わせること)や台詞のリズムまで作り込むため、字幕より高くなります。
どちらも、書き起こしやスポッティングが済んだ台本をもとに翻訳するのが前提です。

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翻訳の​方向と​言語に​よる​違い

同じ分野でも、翻訳の方向(日本語から外国語か、外国語から日本語か)と、言語の組み合わせによって単価は変わります。

翻訳の​方向で​単位が​変わる

日本語から外国語へ訳すときは、日本語の文字数で計算します。
逆に、英語など外国語から日本語へ訳すときは、原文の単語数(ワード)で計算するのが一般的です。
中国語・韓国語は、外国語からでも文字数で数えます。
上の表で日→英と英→日の単価が違うのは、このためです。

言語の​組み合わせに​よる​差

英語は対応できる翻訳者が多く、比較的単価を抑えやすい組み合わせです。
一方、訳せる人が限られる言語ほど単価は上がります。

もう一つ、単語の長さも料金に関わります。
たとえばドイツ語は1つの単語に多くの文字が含まれるため、外国語から日本語へ訳すときのワード単価が、他の言語より高めに設定されることがあります。

翻訳料金を​左右する​5つの​ポイント

同じ分野・同じ文字数でも、原稿や依頼の条件によって料金は変わります。
とくに費用に関わるのは、次の5つです。

  1. 分野と専門性

    専門用語が多い文書や、作品性の高い翻訳ほど、調べものや訳し分けに手間がかかり、単価が高くなります。
    分野は料金にもっとも大きく影響します。

  2. 分量

    文字数・ワード数・映像の尺が増えれば、総額も上がります。
    一方で、まとまった分量だと単価が下がる場合もあります。

  3. 納期

    短納期や特急の対応では、割増になることがあります。
    余裕を持って依頼すると、費用を抑えやすくなります。

  4. 言語の組み合わせ

    対応できる翻訳者が多い英語は抑えやすく、希少な言語ほど高くなります。
    複数の言語へ同時に訳す場合に割引がある会社もあります。

  5. 翻訳の方向

    日本語から外国語か、その逆かで単価が変わります。
    ネイティブチェックを付けるかどうかでも費用が変わります。

見積もりの​読み方と​最低料金

単価がわかっても、原稿全体でいくらになるかは、すぐには見えません。
総額は、単価に原文の量をかけて初めて分かります。

たとえば、日本語5,000文字のビジネス文書を英語にする場合、1文字12円の相場なら約60,000円が目安です。
ここに校正やネイティブチェック、特急対応が加わると、総額はさらに変わります。

最低料金​(ミニマムチャージ)に​注意する

多くの翻訳会社では、短い案件に最低料金(ミニマムチャージ)を設けています。
数千円から2〜3万円程度が目安で、これを下回る分量でも、最低料金がかかります。
短い文書や数分の映像を頼むときは、最低料金の有無を先に確認しておきましょう。

注意

見積もりを比べるときは、単価の数字だけで判断しないようにしましょう。
校正やネイティブチェックが料金に含まれているか、最低料金や納品後の修正対応がどこまで無料か、といった条件もあわせて確かめておくと安心です。

翻訳料金を​抑える​コツ・​依頼前の​チェック

翻訳料金を抑えたい、あるいは見積もりで失敗したくない場合は、依頼の前に次の点を整理しておくと安心です。

  • 原稿を確定させてから依頼し、後からの修正による追加費用を防ぐ
  • 訳したい言語と方向(日本語から外国語か、その逆か)をはっきりさせる
  • 最低料金・校正の有無・修正対応の範囲を確認する
  • 複数の言語をまとめて依頼すると、割引がある会社も多い
  • 相場より極端に安い見積もりは、品質や対応範囲に注意して内容を確かめる

安さだけで選ぶと、あとから修正ややり直しが生じ、かえって割高になることもあります。
迷ったら、まずは無料の見積もりを取って、内容を見比べてみるとよいでしょう。

芸術・​エンタメ翻訳なら​アルス・​トランスレーションズ

アルス・トランスレーションズは、芸術・エンターテインメント分野を専門とする翻訳会社です。
小説や歌詞、映像、ゲーム、マンガ、舞台まで、分野ごとに単価を分けて翻訳しています。

参考:アルスの​料金体系​(芸術・​エンタメ分野)

アルスの基本料金は、日本語から英語で10円/文字から、映像・字幕翻訳のように分単位で計算する分野は2,500円/分からです。
最低料金は9,000円(税抜)で、戯曲翻訳や歌唱用訳詞、吹替には分野ごとの専用単価があります。

アルスの料金の目安(日→英・税抜)
翻訳のタイプ単価の目安最低料金
文書・テキスト全般(基本単価)10円/文字〜9,000円
字幕・上演用字幕2,500円/分〜9,000円
吹替3,800円/分〜18,000円
歌詞の歌唱用訳詞30円/文字〜25,000円

※税抜・目安です。実際の料金は原稿の分量・分野・言語によって前後します。

アルスでは、お見積もりとご相談は無料です。
納品後の修正も1年間・訳文の20%までは無料で承り、同じ作品を複数の言語へ訳すときは単価からさらに15%割引いたします。
各料金の詳しい内訳は、料金ページからご確認いただけます。

ご依頼を検討中の方には、サンプル翻訳もご用意しています。
原稿の一部を無料で訳し、訳者の解説をつけてお渡しするので、仕上がりを見たうえで依頼するかどうかを判断していただけます。

制作の​現場から

作品の翻訳で時間をかけるのは、訳語そのものより、もとの作品らしさをどう残すかです。
小説なら語り口、歌詞ならリズム、マンガやゲームなら登場人物の口調と、何をいちばん優先するかは作品によって変わります。
意味は正しく訳せても、そこが崩れると、別の作品のように感じられてしまいます。

こうした翻訳ならではの難しさがあるからこそ、アルスでは翻訳者と統括チームが連携し、翻訳の品質を保つことで、作品の魅力を伝えています。

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原稿の分量と訳したい言語をお知らせいただくだけ。費用と納期の目安をご案内します。

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まとめ

この記事の要点

  • 翻訳料金は原文の量 × 単価が基本。単価は文字単価・ワード単価・分単価の3方式
  • 単価は分野で大きく変わる。日→英文字単価は一般文書8〜16円、専門分野で20〜40円。字幕は1分2,000〜4,500円
  • 料金は、分野・専門性/分量/納期/言語ペア/翻訳の方向で上下する
  • 単価だけで総額は決まらない。最低料金・校正・修正範囲もあわせて確認すると安心

翻訳料金は、原稿の分量と分野、訳したい言語が分かれば、おおよその費用を見積もれます。
相場の幅と決まり方を押さえておけば、受け取った見積もりが妥当かどうかを見きわめやすくなります。

監修
佐藤(統括チーム・編集部)
英語・フランス語翻訳の分野で10年以上の経験

エンターテインメント分野の翻訳を統括。
特にアニメ・漫画分野の翻訳が専門。
日本の作品の魅力を世界中のファンに届けています。

監修体制(統括チームの二段階品質管理)について »

よく​ある​質問

Q翻訳料金の相場はどのくらいですか?
分野によって大きく変わります。日本語から英語への文字単価は、一般・ビジネス文書で8〜16円ほど、医療・法律・特許などの専門分野で20〜40円ほどが目安です。字幕など映像系は1分あたり2,000〜4,500円ほどになります。正確な費用は見積もりで確認しましょう。
Q翻訳料金はどうやって計算しますか?
基本は原文の量×単価です。日本語の原文は文字単価(文字数×単価)、英語など外国語の原文はワード単価(単語数×単価)、字幕や吹替は映像の尺に応じた分単価で計算するのが一般的です。
Q分野によって翻訳料金が違うのはなぜですか?
専門性と、対応できる翻訳者の数が違うためです。医療・法律・特許などは専門用語の知識と正確さが欠かせず、訳せる人が限られるため単価が高くなります。一方、一般・ビジネス文書は比較的抑えやすく、芸術・エンタメは作品の作り込み度によって幅が大きく出ます。
Q翻訳料金を安く抑えるにはどうすればよいですか?
原稿を確定してから依頼すると、後からの修正による追加費用を防げます。複数の言語をまとめて依頼すると割引がある会社も多くあります。一方で、相場より極端に安い見積もりは、品質や対応範囲に注意して内容を確かめましょう。
Q最低料金(ミニマムチャージ)とはどういうものですか?
短い案件に設定される下限の料金です。数千円から2〜3万円程度が目安で、これを下回る分量でも最低料金がかかります。短い文書や数分の映像を頼むときは、最低料金の有無を確認しておくと安心です。
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