音楽翻訳で大切なのは、原文の意味を正確に伝えることと、歌としてのリズムや韻を保つこと、そして媒体や用途によって訳し分けることです。
文字通りに訳すと意味は伝わりますが、歌詞ならではの言葉の選び方や行のリズムが失われます。
一方で、音やリズムを優先しすぎると、作詞者が込めた意図が伝わりにくくなります。
私たちは、原文の意味と、歌としてのリズムや語感の両方を見ながら、別の言語でも無理なく届く言葉を選びます。
もう一つ求められるのは、媒体や用途による訳し分けです。
歌詞カードの対訳、配信プラットフォームの歌詞表示、海外カバーで歌うための訳詞、MVの字幕、SNSでの楽曲紹介文。
それぞれで、優先すべき要素も適した語り口も大きく変わります。
私たちは、歌が使われる場面と聴き手の言語、発信される媒体を伺ったうえで、どの要素を優先するかを依頼者と確認しながら決めていきます。
アルス・トランスレーションズでは、こうした条件の違いを踏まえ、各言語の経験豊富な翻訳者と統括チームによる二段階の体制で翻訳を進めています。
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