ゲーム翻訳で大切なのは、プレイヤーが違和感なく没入できる訳文であること、そして表示枠の制約のなかでも、伝えるべき内容をきちんと残すことです。
ゲームが他の翻訳と異なるのは、プレイヤー自身がその世界に入り込み、選択肢を選び、キャラクターと対話しながら進める作品だという点です。
そのため、不自然な言い回しや文化的に伝わらない表現、キャラクターの口調のぶれは、没入感を損ねる原因になります。
私たちは、ジョーク、固有名詞の響き、言い回し、キャラクターごとの話し方まで含めて、現地のプレイヤーに自然に受け取られる形へ調整します(カルチャライズ)。
もう一つ大切なのは、表示枠の制約に対応することです。
ボタン上の短いテキスト、ダイアログの限られた行数、UIの文字数制限などを守りながら、必要な情報が伝わる訳文にしなければなりません。
短さを優先しすぎれば意味が十分に伝わらず、原文を残しすぎれば表示枠に収まらなくなります。
私たちは、作品の世界観を損なわず、なおかつ画面上で無理なく読める形に翻訳しています。
アルス・トランスレーションズでは、こうしたゲーム翻訳特有の条件に対応するため、各言語の経験豊富な翻訳者と統括チームによる二段階の体制で翻訳を進めています。
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