出版翻訳で大切なのは、作家の文体が訳文の中でも感じられること、そして想定される読者層に合わせて訳し分けることです。
文体を考えずに意味だけを訳すと、原作と同じ筋書きでも、まったく別の作品になってしまうことがあります。
一方で、原文の文体を保とうとするあまり、訳文として読みにくさだけが残ってしまうのも避けたい。
私たちは原文の文体と、訳文として自然に読まれる読みやすさの両方を確かめながら、言葉を選んでいきます。
もう一つ求められるのは、想定される読者層に合わせて訳し分けることです。
児童書か大人向けの文芸書か、ライトノベルか純文学か、研究書か実用書か。
同じ言葉でも、誰に読まれる作品なのかによって、選ぶべき訳語は変わってきます。
私たちは、ご依頼の作品が誰のために書かれ、どのような読まれ方を想定しているのかを伺ったうえで翻訳に着手します。
アルス・トランスレーションズでは、こうした条件の違いを踏まえ、各言語の経験豊富な翻訳者と統括チームによる二段階の体制で翻訳を進めています。
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